かえして!


セーラー服



「俺的にはもってけ!セーラー服より脱がして!セーラー服のほうが萌え燃える」
「阿部自重!!」




(そんなこんなで本編が始まるよ★☆)
(キモイ阿部、可哀相な梓と浜ちゃん、それから下ネタが嫌な人は今すぐ画面を消去しよう!)








「事件は放課後の西浦高校女子更衣室で起きた!部活後に更衣室へ向かったら可愛い可愛いちゃんのセーラー服がすっぽりなくなっていたのだ。残念ながら更衣室はいつ誰が使うのかわからないので鍵はかかっていない…そして、怪しいのは西浦高校硬式野球部部員たち!さあ助手のキャプテン花井と共にボケとツッコミのハーモニーを奏でつつ、なくなったセーラー服の謎を解き明かそうじゃないか!行け行け名探偵ちゃん!!事件は現場で起こっているんじゃない、部室で起こっているんだ!!!」
「自分の服が盗まれた割には余裕だよなおまえ」










(容疑者その1 下ネタキングでサードの田島さま)


「あ、いたいた田島ぁー!」
「あ、ー!!今暇!?暇ならさ、部室でヤ」
「たじまああああ!!!」(条件反射)
「え、なに花井もいたの?全然気付かなかった。ぼくやっちんちん、てへ☆」
「ごめん、田島それキモイ」
「えーー!!俺好きなのに、とくにちんちんってとこが!」
「たじまああああああ!!!!!!!」
「ところで田島。あたしのセーラー服知らない?」
「知らなーい」
「歩く18禁の田島ならセーラー服の一つや二つ盗んでると思ったんだけど…」
ひでえ!」
「本当に盗んでないんだよね?」
「おう!俺嘘つかねーもん」
「てゆーか、オープン下ネタの田島がそんなちまっこいことやるとは思えねーんだけど」
「だいたい服だけあってもオナニーできねーじゃん。どーせなら乱れたセーラー服のにフェラし」
たじまああああああ!!!










(容疑者その2 フライ落としの名人、クソレフトの文貴くん)


「あ、水谷だ、やっほー!」
「あれ、やっほー!」
「あのさー水谷、あたしのセーラー服知らない?」
「セーラー服って、今日着てたやつ?あれ可愛かったよねええ」
「そうそう!中学はブレザーだったからさ、一回着てみたかったんだよね、女として!」
「うんうん、セーラー服って可愛いよね!!胸元のリボンがさあー!」
「それとスカートの折り目が!」

「水谷お前ノリが完全に女子高生だから!!!つーか下手したらオカマだから!!」
「え、あれ花井いたの?全然気付かなかった!」
黙れクソレ野郎が
「ひどい花井までクソレ呼ばわり!?文貴、泣いちゃう…」
「泣かないで水谷!」
「……!」
「…水谷!」
脱線するな
「あーハイハイ。花井はせっかちさんだなあ!…それで、えーっと…のあの可愛いセーラー服が如何したんだっけ?胸元のリボンが解けてセクシーって話だったっけ?」
「違うからあんたそれエロ本の見すぎだよ!あたしのセーラー服知らない!?誰かに盗まれたくさいの!」
「えー…知らないなあー」
「チェ、セーラー服の女の子があんあん言ってるえーぶい見てる水谷ならわかるかなって思ったんだけどな」
「えええええなんで知ってるの!!!?」
「図星なのかよつーか本当のことでも否定くらいしとけよ」
「この前水谷んちに行った時に見つけたの。てゆーか水谷、隠すならもうちょっと判りにくいところにしなよ、ベッドの下なんて定番すぎ!」
「文貴、やっちんちん、てへ☆」
「…それ、流行ってんのか…?」










(容疑者その3 爽やか笑顔が素敵なセカンドぐっち


に花井、何やってんの?」
「栄口!今ね、あたしのセーラー服が盗まれて捜索中なんだよね」
「大変だねぇ、…ところで、花井はなんで泣いてるの?」
「花井、さっきから田島や水谷に『影が薄いぞオマケに頭も薄いぞ!』って言われてショック受けてたんだけど、栄口が自分の存在に気付いてくれたから嬉しいんだって!」
「さかえぐちいいいいい!!!!今日からお前は心の友だ!!!そして俺はハゲじゃねえ坊主だ!!」
ヤだよ(にこにこ)」
「…さかえぐちいいいいい!!!」
「まあ頭も影も薄い花井は置いといて。あたしのセーラー服見かけてない?」
「見てないなあ」
「そっか…栄口も見てないのかぁ、ああああたしの可愛いセーラー服ちゃん何処へ行ってしまったの!!!」
「俺はハゲじゃないやい坊主なんだい…」
「そうそう、そこのハゲとのセーラー服についてはどうでもいいことなんだけど」

「さっき向こうで阿部がの下着の色気にしながらハァハァしてたから早く逃げたほうがいいと思うよ」

「…どうしたの?」











(容疑者その4 普通に考えて犯人は奴しかいない、ストーキングキャッチャー阿部キモベ


「あべーあべーあたしの(おかーさんの)パンツあげるから出ておいでー!」
のパンツパンツパンツパンツ……」
「ほんとに出てきやがっ…ってぎゃーー!!なんだこいつ本気でキモイキモすぎる!!」
「ん?なんだそこのハゲ。これは俺の私服だ」
俺はハゲじゃねえ!
「花井の頭についてなんか如何でもいいから服返せ!」
「どうでもよくねえ!」
「ははは何を言っているんだ、。これは俺の私服なんだってさっきから言ってるだろ?」
「それは明らかにあたしのセーラー服だ返せ変態」
「おいおい勘違いにもほどがあるぜ。花井からもなんか言ってやってくれ」
「病院でお前の脳みそ治してからな」
「まぁ…お前が如何しても欲しいって言うんなら、や、やらないでもないけどな!」
「うっぜえええええ!なんで行き成りツンデレキャラ!?そんなの泉だけで充分だっつの!つーか汚らわしいお前が着たのなんかもういらん!弁償しろ!」
「これを着ているとな、不思議との温もりを感じられるんだ…(くんくん)」
「人の話スルーかよ!つーか汚らしい鼻で匂いを嗅ぐなアイちゃんだってそんなことはしないから!!お前動物以下だよ!」
「おおっと俺としたことが、やっちんちん、てへ☆」


「…それ阿部がやるととんでもなく生理的に許せないんですけど」
「その件については俺も同感で」










(その頃のレンレンちゃん、巣山くん、くん、西広先生)


「ど、どうしよ…あ、阿部くん、警察につかま、る…!」
「三橋、あれは警察に捕まったほうが部のため世のため人のためだ」
「つか俺としては阿部の格好が私服だったとしたら、それはそれで問題だと思う」
「同感」


「おーい!野球部ー!」
「あ、は、ハマ、ちゃんだ!」
「よー!何やってんの、あいつら」
「それはほっとけ。…てゆーか、お前それ手に持ってんの、何…?」
「あーこれ?セーラー服だよ。阿部に作ってくれって頼まれてさぁ」

「もっとよりよいチームを作るためにまずはマネージャーという名の女心を理解しようと思ったんだってさ!阿部って真面目だよなあ、俺関心しちゃったよ。それで、理解するためにまず形からってことでには悪いけどちょっと服を拝借させてもらって、流石に本人のもの着るわけにもいかねーから、のセーラー服とおんなじもん作ってそれを着てみようってことになったんだけどさー、阿部が間違って俺が作ったほうじゃなくて本物持ってっちまって……ってあれ?皆青い顔してるぞ、どーした?」
「は、ハマちゃん…うしろ…」
「……え?」


「お前か…あたしのセーラー服を変態に着せたのは…」




(そして放課後のグラウンドにはお馬鹿な応援団長浜田くんとセーラー服を着た阿部の変わり果てた姿あったとさ!)




「仲良きことは美しきかな」
「に、西広ぉ、そんな綺麗な言葉で片付けるなよぉ!」




[2007/12/27][Thanks 20,000!][朔ちゃんへ!]